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IBM、「Watson」の分析技術の医療分野への応用でニュアンスと共同研究

重要かつタイムリーな情報へのアクセスの高度化を目的とした、

IBMのWatsonとニュアンスの音声および医療言語ソリューションを統合する共同研究

Japan – 2011年2月 – IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE : IBM、以下IBM)とニュアンス・コミュニケーションズ・インク(Nuance Communications, Inc. 本社:米国マサチューセッツ州、NASDAQ:NUAN、以下ニュアンス)は、IBMのWatson(ワトソン)コンピューティング・システムに採用されている先進分析機能を、医療業界向けに共同で研究、開発および商用化することについて合意したと発表しました。

この新たな研究および技術戦略は、IBMのDeep QA(Question Answering)、自然言語処理と機械学習に関する技術力、並びにニュアンスの音声認識および患者の診断や治療を目的とした医療言語の理解(Clinical Language Understanding (CLU))に関するソリューションを統合し、病院、医師、医療費の支払人が、重要かつタイムリーな情報へアクセスできるようにします。両社は、当共同研究を通して、18ヶ月から24ヶ月の間に最初の商用ソリューションを提供できると期待しています。

さらに、コロンビア大学メディカル・センターとメリーランド大学医学部が、彼らの医学の専門知識および研究を生かすべく当共同研究に参加しています。たとえば、コロンビア大学の医師達は、Watsonに採用されている技術を適用できるような医療活動において、何が重要な課題なのかを特定する研究を行っています。また、メリーランド大学の医師達は、Watsonのような技術が開業医達とやりとりしながら最大限の支援を提供するためは何が最善の方法なのかを特定する研究に取り組んでいます。

Watsonが持つ人間の言語の意味や文脈を分析する能力、そして的確な解答を見つけるために迅速に情報を処理する能力は、膨大な量の情報の中に埋もれている重要な知識や事実を明らかにし、思いつかなかったかもしれない解答を提示することにより、医師や看護師など意思決定者のアイディアや仮説の立証を支援することができます。

たとえば、患者を診断しようと考えている医師は、Watsonの分析技術をニュアンスの音声理解および医療言語理解のソリューションと組み合わせて活用することにより、関連テキスト、参考資料、過去のケース、医学文献やジャーナルの最新知識全てを迅速に考慮し、従来より多くの潜在的な情報源から根拠を得られるようになるでしょう。これにより医療の専門家が確信を持って最適な診断を下したり最適な治療方法を選択したりすることが促進されていくでしょう。

IBMリサーチ担当シニア・バイス・プレジデント、John E. Kelly III(ジョン・E・ケリー3世)のコメント:「IBMの分析に関する専門知識とニュアンスの経験と技術を組み合わせることにより、医療従事者がよりスマートに、より効率的に仕事を行うことを可能にし、日々の業務のやり方を変革することを可能にします。この取り組みは、IBMがニュアンスと共にヘルスケアのような新しい分野に、いかにWatsonの能力を応用していくかを示すものです。

ニュアンスの会長兼CEO、Paul Ricci(ポール・リッチ)のコメント:「ニュアンスの音声認識および既存の医療言語理解ソリューションとIBMのWatsonに採用されている技術を組み合わせることにより、ヘルスケア分野において、類を見ない医療情報、そして分析技術進歩がもたらされるでしょう。今回の共同研究の取り組みは、ニュアンスの発展の上での必然的な一歩であり、ニュアンスの能力を、人の発話の認識から、意図の理解、助言の提供まで拡張させるものです。IBMと共に開発しているソリューションは、臨床データの把握、伝達、活用の方法を変革し、医療組織に活力を与え、よりスマートで、より効率的な臨床およびビジネス意思決定を促進します」

メリーランド大学医学部Maryland Imaging Research Technologies Laboratory (MIRTL) のディレクター、 Eliot Siegel博士のコメント: 「Watsonの分析技術を応用して次世代電子カルテシステムや次世代コンピューター診断および意思決定支援ツールの開発が促進されるであろうと興奮しています。診断の正確性、効率性、そして患者の安全を向上させるような、コンピューター支援による個々人に即した次世代医療の到来を告げる可能性があると信じています」

コロンビア大学College of Physicians and Surgeonsの臨床医学教授、Herbert Chase博士のコメント: 「Watsonは、医師が患者に対して正しい診断を評価、判断するのに要する時間を削減する可能性を秘めています。Watsonは、個々の患者のニーズにあわせた治療方法を医師が提供するのを支援できると考えています」

以上

Watsonコンピューティング・システムおよびJeopardy!での挑戦の詳細については、以下のオンライン・プレスキットをご覧くださいhttp://www-03.ibm.com/press/us/en/presskit/27297.wss (英語)

ニュアンス コミュニケーションズ について

ニュアンスコミュニケーションズは、音声・画像・文字入力ソリューションのリーディング・プロバイダーとして世界に貢献しています。ニュアンス コミュニケーションズの技術、アプリケーション、サービスは、情報の流通、また文書の作成、共有、利用方法に変革をおこし、コミュニケーションスタイルを革新して活性化させます。今、この瞬間も、数百万人の消費者、数千の企業がニュアンス コミュニケーションズの実績あるアプリケーションと専門的なサービスを活用しています。詳細についてはhttp://japan.nuance.com をご覧ください。

また、ニュアンス ヘルスケアに関する詳細については http://www.nuance.com/for-healthcare/index.htm (英語)をご覧ください。

当報道資料は2011年2月17日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/33726.wss

このプレスリリースに記載された内容のうち、将来予測、将来の出来事あるいはサービスに関する将来の見通しに関する記載は、複数のリスクや不確定要素などの要因を含んでいるものであり、これらにより実際の結果が著しく異なったものとなる可能性があります。このような要因としては、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した当該書類に盛り込まれた資料に述べられている特定市場の市況、競争因子、その他のリスクなどがあります。このプレスリリースにおける将来予測に関するいかなる記載事項も、現在の状況を述べているだけに過ぎないため、これらの将来予測に関する記述に無条件で依存しないよう注意してください。

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