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2004年11月18日
スキャンソフト、2004年第3四半期および年末決算概要
音声関連製品では好調な業績を上げるものの、北米でのプロダクティビティ製品の不振に相殺される
スキャンソフト(本社:マサチューセッツ州ピーボディ)は本日、2004年9月30日を末日とする2004年第3四半期および会計年度(9カ月)の業績を発表しました。スキャンソフトの第3四半期売上高は、前年同期(2003年第3四半期)の32.9百万ドルから29%増加して42.3百万ドルとなりました。GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づく第3四半期の純損失は5.9百万ドル、1株当たり損失は0.06ドルとなりました。これに対して、前年同期は3.7百万ドルの純損失、1株当たり損失は0.04ドルでした。
スキャンソフトの事業を評価するにあたっては、GAAPベースの業績に加えて、無形資産の償却費用、非現金の株式報酬費用、事業再構築費用、スピーチワークス事業部の財務諸表の見直しに伴う費用、公認会計士事務所の変更に伴う特定の一時的な移行費用を除外した非GAAPベースによる純利益(損失)を用いて業績を測定することも有益であると経営陣は考えています。スキャンソフトによる非GAAPベースの業績の詳細に関しては、下記「GAAPと非GAAPの対比」をご覧ください。
この非GAAPによる算出を用いた場合、スキャンソフトの純損失は0.3百万ドル、希薄化後の1株当たりでは損益なしとなりました。前年同期は1.5百万ドルの純利益、希薄化後1株当たり利益は0.02ドルでした。
スキャンソフト会長兼CEOのポール・リッチ(Paul Ricci)は次のように述べています。「スキャンソフトは音声ビジネスで好調な業績を上げ、ネットワーク型ソリューションと組み込み型ソリューションでの好調な売上により、前年同期比で大きな成長を遂げることができました。しかしながら、この業績は、北米でのプロダクティビティ・アプリケーションで唯一見られた残念な結果に相殺されてしまいました。これは11月に発表された2つの大型プロダクティビティ・アプリケーションによる影響を過小評価していた結果であり、流通販路および販売戦略の移行に伴う問題からも影響を受けたと考えています。これら諸問題の解決と改善については、当四半期中にすでに必要な措置を講じたと考えています」
第3四半期ハイライト
- ネットワーク型音声製品で好調な業績を実現:ネットワーク型音声製品に関連した技術、アプリケーション、プロフェッショナル・サービスによる売上は、AOL、デルタ(Delta)、メットライフ(MetLife)、ペイパル(PayPal)、クエスト(Qwest)、Tモバイル(T-Mobile)、ウォルマート(Wal*Mart)との新規契約および契約拡張もあって好調でした。
- 組み込み型音声製品:スキャンソフトでは、視覚障害者が通常の携帯電話を使用できるようにする初のモバイル端末向けパッケージ・アプリケーションを発表しました。このアプリケーションについては、最近ではシンギュラー(Cingular)と米国内での契約を、ボーダフォン(Vodafone)とはグローバルな契約を締結しました。また、スキャンソフトは自動車分野のプログラムでも好調な業績を収め、フォルクスワーゲン(Volkswagen)、モトローラ(Motorola)、ダイムラー・クライスラー(Daimler Chrysler)、フォード(Ford)、ルノー(Renault)から新規契約を獲得しました。
- PDFの勢いを構築:ビジネス環境を対象としたPDF製品の提供に関しても、スキャンソフトは引き続きそのプレゼンスを拡大しました。流通ネットワークへの製品投入を成功裏に完了し、エアバス(Airbus)、ユーロトンネル(The Euro Tunnel)、ジレット(The Gillette Company)、ロッキード・マーチン・スペース・システムズ(Lockheed Martin Space Systems)、米国国立衛生研究所(The National Institute of Health)、ファイザー(Pfizer, Inc.)、シーメンス(Siemens)、ウェルス・ファーゴ(Wells Fargo)を含めた世界中の50社以上の企業と相当量の導入契約を締結しました。
- 経営陣の強化:前述した通り、スキャンソフトは9月に大手ソフトウェア企業での豊富な経験と財務・経営に関する高い能力を持ち、業界内で大きな敬意を払われているジェイミー・アーノルド(Jamie Arnold)を新たな最高財務責任者として任命しました。また、10月には新しい公認会計士事務所としてBDOサイドマン(BDO Seidman, LLP)を選任し、スキャンソフトの成長を支援する国内、規制、国際法関連の理想的なノウハウの組み合わせを得ることができました。
2004年9月30日を末日とする四半期において、スキャンソフトは3.5百万ドルの営業キャッシュフローを生成しました。当四半期末時点での現金および有価証券の合計残高は、2004年第2四半期末時点での45.0百万ドルから増加して、約47.7百万ドルとなりました。
リッチは次のように述べています。「過去3年にわたり、スキャンソフトは相当規模の成長を遂げたほか、音声市場でのビジネスの拡大とリーダーシップの確立を目的として、野心的かつ断固とした戦略的プログラムの数々を成し遂げてきました。今日では、当社の音声ビジネスはこれまでになく強力であり、パートナー企業、エンタープライズ、通信事業者からの需要がこれほど高かったこともないと確信を持って言うことができます。革新的技術と包括的なソリューション・ポートフォリオへの投資を続けることにより、2005年には自らのリーダーシップを拡大し、成長に向けた数多い機会を捕らえるための準備が完了します」
スキャンソフトは本日午前、フォネティック・システムズ社(Phonetic Systems, Ltd.)、ARTアドバンスト・レコグニション・テクノロジーズ社(ART Advanced Recognition Technologies, Inc.)、レトリカル・システムズ社(Rhetorical Systems Ltd.)の買収を目的とした契約の締結を発表しました。これらの買収は、スキャンソフトの成長をさらに加速させるとともに、番号案内、エンタープライズ向け音声アプリケーション、ワイヤレス・ソリューションという3つの主要な音声分野における高度なソリューションの提供を可能にするものです。
スキャンソフトでは、今後は人の自然音声が情報検索や自動システムとのやり取りの手段として主流になるとの予測に基づいて、自社の戦略を実現しようとしています。このためには、音声アプリケーションはよりダイナミックかつ自然に聞こえ、より会話的なやり取りを認識し、複数の端末のタスクを実行し、個人の好みに合わせることができなければならないことをスキャンソフトは認識しました。上記の買収によってスキャンソフトには会社を成長させ、世界のあらゆるところで音声認識アプリケーションの品質を高めるためのさまざまな技術、お客様、パートナー企業、才能ある従業員が得られます。詳しくは本日のリリース「スキャンソフト、フォネティック・システムズ社、ART社、レトリカル社の買収により、急成長中の音声認識市場におけるリーダーシップとリソースを拡大」をご参照ください。
会計年度末変更について
2004年10月25日にスキャンソフトは、当社の会計年度末を2004年12月31日から2004年9月30日に変更するという案を取締役会が承認したと発表しました。この会計年度変更の結果として、スキャンソフトは2004年9月30日までの四半期に関するForm 10-Qによる四半期報告書の代わりに、2004年9月30日までの9カ月間を対象とするForm 10-KT報告書を提出します。このForm 10-KTには監査済みの財務諸表が含まれ、提出は2005年1月早々に行なわれる予定です。
本件に関するお問い合わせ先
スキャンソフト株式会社広報代行:
フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社 今泉/斉藤
TEL: 03(5157)0033 FAX: 03(5157)0156
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